恒例 コウレイ

前回の記事の通り、本を読むことをライフワークとして数ヶ月、
地学、化学、世界史、日本史、文学、哲学と、多岐にわたって学んだ。
お蔭でニュースを見ても世の中の仕組みへの理解度が増し、
以前に増して、ヒトの話すことの意味が分かるようになったことは喜び。

半面、知ることで辛くなることもあり
私がうつ病だと思っていた自分の病気はPTSDだったのかなって。
いつも他人の言動を気にして、自分を表現できないばかりか
相手には何でもないようなことに怯えてしまう。
作り話だと分かっている物語にも、
こころが耐えられなくなるものもあったりして。



そんな中でも賑わうイベントは欠かせないわけで
簡単だけれど、今年もクリスマスカードを作ってみた。
クリックすると拡大するので、
こんな物でも欲しいと思って下さる物好きさんがいらしたら
ご自由にお持ちください。



年末に高熱でダウンし、元日に作った年賀状も一緒に。
昨年はコロナに振り回されたばかりか
肋骨を折ったり、腎盂腎炎になったり。
自分が思うより、自分の身体はかなり弱いみたいです。
だからこそ、私は自分にノルマを課さないことが必要だと
自分で自分に言い聞かせながら過ごしています。
周囲もそう思ってくれたら、もっと生きやすいのでしょう。

悪化 アッカ

病状は一進一退、近頃は初期に戻ったようで
物忘れが激しく、何かを欲しても振り向いただけで
さてどうしたものかと悩むことがしばしば。
10月初め、痴呆の疑いをかけられ脳神経外科を受診した。
記憶違いによる言い合いで、私が攻撃的になるんだと。
よくよく調べたら私の方が正しいことの方が多いのだが
自信たっぷりの相手には何を言っても私が悪いことになるのだ。
結果、痴呆の傾向はなく、抑うつ状態なので
今まで通り心療内科に通えば良しということになったが
私の心の行き所はますます不安定になっていく。

自分がうつ病だと知ってから、3ヶ月で体重が15kg落ちた。
元々が肥満と言われる域だったので
丁度良いダイエットくらいに思って気にはならなかったけれど
心療内科での投薬と筋トレが利いたのか
それから3ヶ月ほどで5kg増え、
それから少々過食気味にもなり更に5kg増えたので
結果、病気前より マイナス5kgという現状。
BMIが23なので22内でキープ出来れば良いかと、
秋めいてきたのを機にウォーキングに励もうと思っている。

とはいえ、陽の当たる場所は辛く、人と接するのも疲れる。
家事をすれば健康な頃の3倍はかかり、
子どもたちにも大人たちにも何かと手が掛かる毎日。
同時に2つのことが出来ないので、情報処理にも時間が掛かり
心身をシャットダウンさせるためにも
毎日2時間ほどの昼寝が欠かせない。
そんなわけで、近々メールしますと宣言されたそこのあなた！
首を長くして　長い目で、もう少々お待ちください。



自分のことに集中するためにも読書が欠かせない日々を送っています。
そんなわけで、ブログ右上に ↑ こんなリンクを張ってみました。
漫画ばかりですが、知識を増やすことが
今の私にできる「自分に自信を持つこと」なのです。

温気 ウンキ

こちらでも長雨が続きますが、
そんな中でも隙を見つけては忙しくセミが鳴いています。
みんな、生きるのに必死なのですね。
私の体調も一進一退、苦あれば楽ありというところですが、
それぞれ理由は違えど、みんな同じに悩んでいるんだと思うと
私らしくあるのが一番だと思えるようにもなりました。

心が弱くなっているときは、それを癒す言葉を求めて
ネットの中を彷徨っていたりします。
「心屋仁之助 塾」さんや「江原啓之 おと語り」さん、お薦めです。
祖父・伯父・従兄弟が僧侶で、幼い頃から洗脳されてきた私には
禅語や宗教的な本も味わい深いです。
何事も人それぞれなので、効能について絶対とは言いませんが
個人の意見として、参考までに。
下手をすると、変な宗教や占い師に引っかかるかもしれませんから。


上記画像は暑中見舞いはがき Andanteさんよりお借りしました。

近頃は地学と世界史に興味を持ち
図書館に通ってはいろんな本を読みあさっています。
詰込教育の癖が抜けず
老いた脳ではトコロテン形式に右から左へ抜けるばかりですが
世の中の不思議が理解できるようになっていくのが
今一番の楽しみです。

久々 ヒサビサ

12月にまた１つ大人になり
世間では更年期を疑っても良いお年頃、
婦人科では「黄体ホルモン、バリバリ」と否定されたが
我が身はいろいろとワガママを言う。

春、私の中の『リセットさん』が
辛いのならやり直せば良いのだと誘ってきた。
それはありえない行為だと認識できたので
更年期うつを疑って自ら病院に行ったのだけど、
領域が違うと、心療内科を紹介された。
以来、服薬を続けながら過ごしているが
いざ自分が病気だと知ると心当たりがありすぎて
10㎏の減量を実現し、祝メタボからの脱出。
暫くはTVも本も受け付けられず
散歩と筋トレくらいしかすることがなかったので
そうやって過ごしていたら5㎏太ったが、
体脂肪率はさして上がらず、
割れた腹筋の上にゆるゆるに伸びた皮が見苦しい。

『リセットさん』の他に、
何か失敗したときに現れる
『罵倒さん』というのもいたけれど
家族の理解を得た今では、どちらも殆ど現れない。
相変わらず過食と拒食を繰り返している気はするが
長年のダイエットで叶わなかった減量に成功し
久しぶりに結婚指輪をつけられるようになったのだから
それだけはキープしようと思っている。
近頃は本が読めるようになり
自分の病気についても知ることができ、
他にもいろいろと知識欲が半端なく
半年で随分と元気になれたものだと自分でも思う。



そんなわけで、久々にクリスマスカードを作ってみた。
いつまでも心配してくれるあなたに、幸あれと願って。。。

克服 コクフク

４年前、ケルベロスが突然いなくなってから
私は庭に出れなくなった。
趣味にしていたガーデニングもやめ
ケルベロスと歩いた道を行くこともなかった。
早い話がペットロスだったのだな。
あんなに馴染んでいた海にだって
近寄ることも出来ずにいて。

オルトロスがうちに来てからも
やはりケルベロスを思い出しては悲しい気持ちになった。
ケルベロスとはいろんな場所を訪れたけれど
オルトロスを連れてそれらの場所に行く気にはなれず
最小限の散歩で済ませることが多かった。



それが近頃では毎日のようにまた海に来てる。
全てが同じにというわけではないけれど
久しぶりに訪れた“いつもの海”の“いつもの場所”には
ケルベロスとは似てるようで似ていない
水も突堤も怖がらないオルトロス。
夏痩せであばらが浮き出てはいるけど
この１年で随分成長した。
ケルさんと違って、オルには少々手が掛かる。
どうかすると羽目を外しがちな私を
保護者のような目で見守っててくれた
ケルさんのことを、いつも懐かしく思ってる。